株式会社NEWOLD CAPITAL様の新サービス「PEファンドの窓口」開始に伴い、LPを制作いたしました。
依頼内容
今回は事業売却を検討されている経営者の方に、売却先のひとつとしてファンドの存在があること知っていただき、初めての方でも気軽に相談していただけるような窓口でありたいという想いから、事業売却に特化した内容のLP制作をご依頼いただきました。
ターゲット分析〜方針
今回のターゲットは、事業売却を検討している経営者の方々です。
LPに訪れた方のファンドへの理解度はさまざまなことが想定されました。
そのため、どういった情報にスピーディにアクセスができると「事業売却をお任せしたい」や「一緒に伴走してくれる安心感」を感じていただけるかに念頭をおきながら、構成や掲載する内容の検討をしました。
WF検討/作成
全体の構成案はクライアント様が作成いただいておりましたので、その想いを具体化できるように作成しました。
ファンドに対して思い浮かべるイメージは良いものばかりではないため、LPを訪れた方が感じているお悩みや疑問をピックアップし、クライアント様のサービスを活用した場合のメリット・デメリットやクライアント様の強みがお伝えできる構成としました。
また、実際に対応されるクライアント様のアドバイザーの方々のお顔と略歴が分かることでより親近感をもっていただける構成にし、動画ではアドバイザーの方々のお顔写真では、伝わりづらい話し方や熱量や人となりを知っていただけるようにしました。
訴求すべき内容が多岐にわたるため、伝えたい内容を並べるだけですと全体が長くなりLPからの離脱率が多くなる懸念があったため、デザイナーとともに、UI/UXから検討を行い作成しました。
ラフ作成〜トンマナ設計
ラフ提案では以下の2つの方向性でデザインを作成させていただきました。
どちらの案もスタイリッシュさ・モダンさは担保しつつ、それぞれ「親しみやすさ」「高級感・信頼感」のどちらに重きを置くかによってデザインのトーンに違いを出しました。
A:シンプル・スタイリッシュ パターン
・グラデーションを使わないフラットなデザインによって、モダン・スタイリッシュな雰囲気にまとめた案。
・
白背景や明るい印象の写真を用いてクリーンな印象・身近な印象もプラスし、親身になって事業売却を検討されている企業に寄り添うようなイメージを演出。
※スタイリッシュさ・先進性をさらにプラスした方向性として、背景色を黒系の濃色にした カラーバリエーション案「A’案」も合わせてご提案。
B:ラグジュアリー・スタイリッシュ パターン
・濃い背景色や明朝体のフォントをデザインに用いることによって、硬質さ・高級感・信頼感のある雰囲気にまとめた案。
・ビジネス色の強い写真などを載せることで、「頼れる専門家集団」のイメージを演出。
上記の案を提案した結果、最終的に「B」をベースにデザインを進めていくことになりました。
デザイン作成
全体的に紺色で濃い背景色を採用しているため、明るいオレンジのグラデーションをアクセントにすることで、暗くなりすぎない印象を保ち、目立たせたい部分がしっかり目に留まるよう工夫しました。
掲載するコンテンツが豊富なため、ページが長くなりすぎないように、デメリットなど前面に出したくない内容はタブ切り替えをご提案。
セクションごとに背景色を切り替え、情報のまとまりを分かりやすくすることで、読みやすいページになるようデザインしています。
また、アイコンを多く用いることで、コンテンツが文字ばかりの印象にならないよう工夫し、直感的に内容が伝わるようにしました。
実装
このLPを閲覧する方の立場を理解し、伝えたい内容がしっかりと伝えられるように工夫しました。
まず、お問い合わせがしやすいようにフォームへのリンクが追従するように動きをつけて、ヘッダーからも電話でのお問い合わせができるようにすることで、どの位置からでもお問い合わせができるように考慮しました。
また、動画再生はYouTubeサイトに遷移させてしまうと本LPから離脱するため、LP内に埋め込む仕様にすることで離脱防止を図りました。