依頼内容
株式会社博報堂様とともに企画段階からご一緒してきた音声配信アプリ「Artistspoken」は、2025年に5周年を迎えました。
この節目にあたり、サービスとして伝えたいコンセプトをあらためて見つめ直したいというご相談をいただき、トンマナの再設計を含めたフルリニューアルに取り組みました。博報堂様のデザイナーの方々と連携しながらメッセージとテーマの整理を進め、新たなタグライン「リアルな言葉を取り戻せ。」を軸としたコンセプトデザインを策定。2025年7月には、その世界観をアプリとLPの両面に反映したデザイン刷新を担当させていただきました。
その後、アーティスト様の配信にとどまらず番組配信へとサービスの枠や世界観が広がっていることを踏まえ、アーティスト詳細情報から番組情報まで網羅したフル版サイトとしての制作を進行。2026年3月にリリースにいたりました。
※ 2025年7月のリニューアル時の様子は、こちらのWorksをご覧ください。
データ分析〜方針検討
サイトにはサービスの世界観を訴求する役割だけでなく、情報を広く発信し、必要な情報へアクセスしやすくする、ポータルサイト的な役割が求められていました。
そのため今回のリニューアルでは、コンテンツの拡充にあわせて、情報の網羅性や更新性を高めるための機能追加も行っています。
まず、番組情報やアーティスト情報を一覧で確認できるページを新たに追加いたしました。
アーティスト一覧ではカテゴリラベルによる絞り込み機能を実装し、目的の情報にスムーズにたどり着けるよう、検索性にも配慮した設計としています。
ニュースをはじめとした更新頻度の高いコンテンツについては、博報堂様側であらかじめnoteを活用した運用方針が決まっていたため、その運用フローに沿う形でサイトと連動した仕様を設計いたしました。
更新負荷を抑えながら、継続的に情報発信を行っていただける構成としています。
そのほか、アプリをダウンロードする前の段階でも、サイト内でコンテンツの魅力に触れていただけるように、サイト上でアーティストの無料エピソードを試聴できる機能や、アーティストのインタビュー記事ページなど、サービスの雰囲気やコンテンツの魅力を事前に感じていただけるコンテンツもご提案いたしました。

デザインについて
ティザーサイトと同様に、キービジュアルは博報堂様よりご支給いただいたコンセプトデザインをもとに構成し、フル版サイトにおいてもその世界観を踏襲・拡張する形でデザインを展開いたしました。

モノトーンを基調とした色使いや、ノイズ・手書き風の線といった遊び心のあるあしらい、ダイヤモンド型の写真サムネイルなどをサイト全体に取り入れることで、サービスの独自性や空気感が伝わるよう意識しています。
一方で、ランダムさや動きのある印象を持たせつつも、更新性やアプリとの連動性を損なわないよう、デザイン上のルールもあわせて設計いたしました。
たとえばダイヤモンド型のモチーフはアプリ側のデザインと揃え、背景色の切り替えにも一定の法則を持たせることで、世界観を保ちながらも運用しやすい構成としています。

また、絞り込みボタンなどの機能を持つUIについては、モノトーンを基調としたデザインの中でも状態の違いが明確に伝わるよう調整を行いました。
ON/OFFの判別がしやすく、直感的に操作いただけるよう、視認性と操作性の両面を意識してデザインを検討しています。

実装
〈CMSを用いたコンテンツの更新〉
今回のリニューアルでWordPressを導入し、誰でも簡単に更新できる仕様を実現いたしました。
また、SEO対策の一環として、アーティスト詳細ページのURLは、ユニークに登録できる仕様を採用しています。
サイト公開後も、弊社にてアーティストや番組の情報更新を運用サポートしています。
以前はFTP更新でページ更新を行っていましたが、WordPress上で完結するため、作業時間も抑えられています。
今後も引き続き、アプリの機能追加やUI改修など、より良いサービスになるよう、博報堂様とともに尽力してまいります。